2019.12.26 12:37 am - 日々のあはひ / 高本彩恵

高本です。

昨日、本多劇場に行ってきました。窓口に『どさくさ』のチラシが貼ってあって、とても感激しました。

大学進学のために上京して3日目くらいに、電車を調べながら下北沢に行き、劇場を巡った日のことが思い出されます。

私はそれまで地方に住んでいたので、演劇といったら下北でしょ、と思っていて、演劇好きとして、これからこの町に通うぞというモチベーションで上京したんです。もちろん観るために。

本多劇場はそのなかでも有名で、憧れの劇場でした。念願叶って初めて本多劇場で舞台を観たのは、2年前。ケラさんの『百年の秘密』でした。

観劇すること自体憧れていた、そんな劇場で、作品を上演させていただけるなんて、舞台に立たせていただけるなんて、なんというか、もう、ほんとに言葉にならないです。

 

昨日は『神の子』を観ました。

場内は満席。私は前日にネットで当日引き換え先着チケットをとったので、前から3列目の補助席でした。本多劇場で前の方に座るのは初めてだったので、ちょっとドキドキしました。テレビや映画で見ているような役者さん方が手の届く距離にいて、同じ空気の中で同じ世界を見ているという感じに、「ああ、これ!私が好きな舞台の世界ってこれ!」って久しぶりに興奮しました。また、役者さん方の熱量に圧倒されもしました。久しぶりにいい観劇体験でした。

豪華なキャストでした

作品を楽しんだ上で、いろんなことを考えました。

今『どさくさ』に向けてスタッフさんと打ち合わせをよく行なっているため、いろんなスタッフさんのことが浮かんで、「これは裏で舞監さんが頑張ってるんだろうな」、とか、「これは音響さんの技術なのかな」、とか思ったりして、今この上演ができているということ自体に感動しました。

劇場を出て、「ああ、この劇場で、たくさんの方に支えられて、上演させてもらえるんだ……」と思ったら本当に感無量で、涙が出てきました。

劇場のスタッフさんや、ほかにも様々な方に支えられながら、経験も腕もあるスタッフさん方とともに、作品を作っていける今の環境に本当に感謝しなくてはと思った日でした。

まだまだ先だと思っていた本番まで2ヶ月をきり、年が明けたらきっともっとあっという間なんだろうなと思っています。

後悔のないように、そして観にきてくださる皆様に楽しんでもらえるように、最後まで頑張りたいと思います。

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「劇団あはひ」は早稲田の演劇プロデュース集団です。
主宰: 大塚健太郎・松尾敢太郎。
次回『短編_傘』11/3-4(早稲田祭公演)。

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