どうも、土曜日担当の古館です。
期末課題との戦いにやっと終止符が打たれました。あとは神のみぞ知る。これでやっと公演に向けて完全に専念できる環境が整い、なんとも嬉しい限りです。
今日は天気がよかったので稽古のお昼休憩にちょっとしたピクニックをしました。といっても大学の敷地内でコンビニごはんなんかを食べただけなんですけど。毎日が今日くらいあったかかったらいいのにと思いますね。トップの画像は今日の真っ青空です。
ちょっと思い出話をします。
わたしとあはひとの出会いは、旗揚げ公演であった『どさくさ』に出演したことから始まりました。再演が目前に迫っている作品の、まさに初演です。とはいえその頃のわたしにはどこか劇団に所属しようなどという気持ちは特になくて、あはひもいくつかオーディションを受けて受かって出させてもらった内のひとつでした。
ただみんなで『どさくさ』を作っていく中で、同世代ながらも立ち上げメンバーの姿勢に憧れを抱き、この人たちの作るものにこれからも関わっていきたいと思うようになっていきました。そして『どさくさ』が終わるとき、スタッフでもいいから今後もなにか力になれたらいいななどと言ったことを覚えています。
そこから時は過ぎ2020年2月、あはひと出会ってから約1年半が経ち、結局役者として何度も舞台に立たせてもらっている現在です。嬉しいことです。
外に向けて創作をすることは思っている以上に大変で、みんなそれぞれわたしの計り知れないほどの仕事や重責を負っていることと思います。また、人間なので全く同じ方向を向いていることはなくて、不安になったり衝突したりすることも大いにあります。迷惑をかけたこともあります。
でも、これがあはひのみんなの素敵だなと思うところなのですが、その度に誠実に話し合いをします。どれだけ時間がかかっても妥協したり諦めたりをしない人たちだなと思います。まぁそれは話し合いに限らず作品に対する姿勢とかもそうなんですけど。だからこんなこと直接は別に言いませんが、そういったとき折に触れてわたしは密かに感動を覚えているのです。
そんな劇団員(という言葉に自分が含まれることに未だにどこかこそばゆさを覚えるけれど)に加え、上田、瀬沼、鈴木という心強い面々と共に、本番に向けていよいよ朝から晩まで稽古の日々を送っています。
大塚は脚本に対してとことん誠実だし、松尾の覚悟には時折とてつもない牽引力を感じるし、小名の視点は不思議な安心感を与えてくれるし、高本の演劇愛とメンバー愛には頭が上がらないし、東の真面目さと佇まいにはいつもハッとさせられるし、上田はいろいろ適当な割に謎のカリスマ性を持つし、瀬沼は嫉妬を覚えるような魅力をどんどん出してくるし、鈴木のエネルギーはみんなを鼓舞してくれるし、素敵なメンバーに囲まれてわたしもがんばらなきゃなと思う毎日です。
せっかちなわたしは時折いろいろと心配になってひとりで焦ってしまったりすることもあるけれど、こんななんやかんやとっても真摯な人たちと作りあげるものをやっぱりぜひ多くの方に見ていただきたいなと思うのです。
また、演奏の稲葉千秋さんや舞台監督の伊藤新さん、舞台美術の杉山至さんをはじめとする贅沢すぎる方々のお力もお借りしつつ、いまのわたしたちにできる全てをお届けするつもりです。だからそれができるだけたくさんの人の目に触れて、一緒に素敵だねと楽しんでもらえたらいいなと思います。
というわけで久々に長いブログ書いちゃった〜〜!!まぁ『流れる』の前もメンバー紹介的なことをしたのでよしとしましょう。個々人の魅力が伝わってそれが少しでも作品への興味に繋がってくれたらいいなと思うので、ね。
次の土曜日はもういよいよ本番直前です……!!ブログを更新する余裕があることを願って、今日はここまでにします。それではきっとまた来週お会いしましょう、おやすみなさい!!