劇団の総務・高本彩恵はゲームが死ぬほど下手くそです。
ちゃんと操作を説明したのに、
腕をねじりながらリモコンを縦横無尽に振り回すという見たことない動きをこれでもかとおこなった後、
「もう…なんで動いてくれないの…」。
いやいや、何度言わせる。そんなギミックは無いんだってば。
そしてしばらく続けてると、ありえない互換性でゲームと連動し始めて、「いたい」とか「ひぃやああ」とか叫びながらテレビの前でのたうちまわっちゃう始末でした。
もう。なんなの、君は。躍動しすぎだよ。おとなしすぎる普段とギャップがつきすぎだよ。
高本にはいつかこのブログでゲーム日記を連載してもらいます。彩恵、約束ね。
こんにちは。松尾です。前書きが長すぎました。僕の文才の無さです。ごめんなさい。
さて、1ヶ月くらい前、劇団あはひは、大学の演劇サークルが合同で実施する新歓企画に呼んでいただき、新入生に向けたワークショップを実施しました。
会場は、劇団あはひの全公演をやらせていただいている早稲田小劇場どらま館です。劇場の、しかも舞台上でワークショップをやらせていただくという何とも貴重な経験をさせていただきました。
僕は団体の代表として参加者の皆さんと約1時間を過ごしました。
内容は『戯曲の一部を、「演出家」と「役者」を決めて実際に舞台に立ち上げてみよう』みたいな感じ。
そして、一通り終わったら、グループに分かれて、
今度は「演出家」と「役者」を交換して創作に挑んでもらいました。
選んだ作品は、かなり抽象性の高い戯曲だったので、グループごとの解釈に合わせて目まぐるしく姿形を変えていきました。
結成して間もない劇団あはひから新入生に教えられるようなことは何一つないと思っていたので、参加者の多様な感性に委ねる形をとってみると、案外楽しくて1時間はあっという間でした。こっちである程度予想していた流れも軽々と裏切られたし、新しい発見が色々とありました。参加者の皆さん、拙いワークショップに付き合ってくれてありがとうございました。
このようにですね、僕にとっても参加者の皆さんにとってもきっと実りあるものになったであろうワークショップだったのですが、
おい、劇団員たちよ、なぜ来なかった。主宰が頑張ってるのよ。総員たった7人なんだから全員で旗持って来なさいよ。高本だけだよ、いてくれたの。
これね、ワークショップ直前まで全員で定期ミーティングをしてたんですよ。で、時間になったから、そろそろワークショップへ向かおうって言ったら、急にみんな帰るんだから。もう示し合わせたみたいにきれいに僕だけ置き去りにされちゃって。根に持ってやる。次のワークショップは全員でやるからな。覚えとけ。
さて、そんなこんなであはひの今後についてですが、下北沢本多劇場での公演(来年2月)の前にいくつかイベンドがございます。まだオフレコらしいので詳細はまた追ってお知らせいたします。それでは。