高本です。

久しぶりの更新な気がします。

 

劇団あはひ第四回公演『どさくさ』、先日無事千秋楽を迎えることができました。

この公演のために一年近く準備を続けてきたので、終わってしまったことが未だ信じられません。案内状やチケットの送付のために朝から郵便局に行くこともないし、打ち合わせも稽古もなくて、1日に送るメールの量も減り、睡魔と戦いながらパソコンや台本に向き合う必要もなくて、日々の暮らし方がわからなくなっています。

 

 

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。たくさんの方に観に来ていただけて、とてもとても嬉しかったです。

今回の公演は、これまで以上に多くの方に支えられ、助けられて行うことのできた公演だったなあと思います。

まずは、オーディションに参加してくれて出演してくださった鈴木望生さん、演奏の稲葉千秋さん。稽古場では色々なアイデアを提供してくださいました。鈴木さんの舞台での振る舞いには惹きつけられたし、稲葉さんの演奏で幕が開き、幕が閉じる時は本当にわくわくしました。

そして、直前まで変更や調整に応じてくださりながら、素敵な舞台を作ってくださった舞台スタッフの皆様、当日の運営をしてくださった制作スタッフの皆様、音楽、衣装、宣伝美術などを担当してくださったスタッフの皆様に感謝致します。

また、アフタートークに来ていただき、楽しいトークをしてくださった、杉山至さん、ドミニク・チェン先生、徳永京子さん、佐久間宣行さん、重松清先生。

それから、他にも様々な面でアドバイスをくださった方、お力を貸していただいた方々がたくさんいらっしゃいます。

そして、当時まだ旗揚げ公演と早稲田祭での短編しか上演していなかった、学生の劇団に、夢のような挑戦をさせてくださり、最後まで応援してくださった本多劇場の方々に、感謝致します。

この場を借りて全ての方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

私たちにとって、大変貴重で有意義な経験になりました。私はいつも公演が終わったら、もうやりたくない!演劇なんか辞める!と言う時期がしばらくあるのですが(そしてもちろん結局辞めない)、今回は学んだこと、得たものがいつになく多く、もっとこうしてみたい、と考えることも多くて、全く辞めたい気持ちにもならず、まだまだここから頑張らなきゃ!!といつになく前向きな気持ちです。

 

劇団あはひ、次は9月に早稲田小劇場どらま館にて新作、来年1月京都E9、2月東京芸術劇場シアターイーストにて、<CoRich舞台芸術まつり!2019春>にてグランプリを受賞した『流れるー能“隅田川”より』を再演いたします。

楽しみに待っていただけますと幸いです。

 

最後に、初演からお世話になり続けている瀬沼英恵さん、上田悠人くんありがとう。たくさん助けられました。そして劇団員のみんな、ありがとう。

稲葉さんと鈴木さんも含めこのメンバーで、長い稽古期間をともにし、作品と向き合い、そして上演できたことが本当に本当に幸せだったなあと心から思います。

 

今後も、劇団あはひ、精進して参ります。応援のほど、宜しくお願い致します。