2019.12.25 3:10 am - 小名洋脩

毎週更新者が脱落していく中、僕は二週間に一回を突き通すべきだと思います(?)。とはいえ、ちょっと書くことがなくて困っているんです。ただ、多分気のせいですが、何かしらのイベントに被ることが多いような…。なんか成人式のときも書いたような…。早いものでもうすぐ一年経ちます。まあ何はともあれ、こういうときはイベントの力を借りるべきです。というわけで、今日はクリスマスですね(!!)。

ハロウィーンとかお正月とかバレンタインとか色々な行事がありますが、皆さん楽しめる方でしょうか。まあいちいち気にすることはないけれど、知るだけ知っておきたいじゃないですか、なんでこんな行事がっていう。毎年聞いて、ふーんとなって、来年には忘れているというのを脱却したいので、これを機に覚えてしまいたいです。ちょっと長いのにほんとにクリスマスの話しかしませんよ。それでは、

クリスマスの起源

「イエス・キリストの誕生日」ではありません。あくまで「誕生を祝う日」です。そもそもイエス・キリストの誕生日は諸説ありつつ未だ不明だそうです。

とはいえ色々な絵画があります

じゃあ何でこの日なのかというと、これはちょっと政治的な理由です。紀元前のローマ帝国では土着の宗教があり、その宗教の太陽神生誕祭的なものが12月25日で、結構盛大にやってたそうなんです。そして後にキリスト教を国教にするのですが、その際他の宗教の文化や慣習はすべて廃止されます。でもこのお祭りを急になくすわけにはいかず、キリスト教の祝日として上塗りされたわけです。だから12月25日なんですね。それでいいんかい、って気もしますが、まあやっぱり行事って、決まったときに向こうからやってきてくれるというのが大切なのかな…。それが何かっていうのは割と恣意的で。ちなみにごちそうやプレゼント交換もこの名残なのだそう。

クリスマスの謎①

みたいな感じなので曖昧な部分があるのは別段不思議じゃないですが、12月25日はいいとして、クリスマス・イヴって何なのでしょう。これは単純で、キリスト教の教会暦では日没で日付が変わるんです。だから教会暦の12月25日を現在のカレンダーに直すと、12月24日の日没から12月25日の日没までで、これが昔のクリスマスです。イヴというのはeveningで、今でいう12月24日の夕方から夜にかけてのことなんです。要はクリスマスの序盤を指す言葉ってだけなんですね。そして25日の日没後はもうクリスマスではないんです。ところで…

クリスマスの謎②

 

こいつまじで誰?

いやもともと疑問ではあったけど、起源を調べてみたところ、この紅白おじさんが出てくる文脈が特にないではないですか。さすがにちょっと調べてみましたが、「聖ニコラウス」という人がモデルで、さらにこの人の良い行いがプレゼント配りの起源になっていると、以下割愛。まあこの方の祭日もクリスマスの2、三週間前くらいにあるんですが、なんで12月25日に食い込んでくるのかわからない…。めっちゃ近いから誕生日とクリスマスで一緒いいよね、みたいなのと同じテンションなのでしょうか…。そして何故最終的にFI-96930 Arctic Circle FINLAND にお住まいなのでしょうか…。

あんまり追求するともうなんか民俗学みたいなのでやめておきます。でも気になりますよね、「聖ニコラウス」が、キリストの生誕祭に赤服白髭で動物に乗って登場する経緯が。文化的な、またもや政治的な、はたまた経済的な?うーん…まああれですね、

「あんまり気にするでない。」

ということでしょうか。もう紀元後2020年ですからね。何だってありえそうですよ。とにかくこういうものが残っていることが実際結構すごいです。というわけで、知るだけ知っておきました。結局イラストに頼る始末です。

 

 

 

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